「WordPress」最初に何したらいい?④ ~ プラグインで機能拡張 ~

こんにちは。

前回の「「WordPress」最初に何したらいい?③ ~ 初期設定をする ~」の記事の続きです。

今回は、WordPressの機能を拡張するソフトウェア「プラグイン」についてです。

本来なら、こんな最初の段階で「どのプラグインをインストールするか?」を考えなくても、サイトを作りながら徐々に必要なものを追加していけばいいです。先に「テーマ」を決める人も多いでしょう。
私の場合はチマチマ足していくのは面倒なので、マニュアル本やネット情報を参考に、便利で人気があって評判が良いプラグインを、最初にまとめてインストールすることにしました。

ちなみに、「WordPress」をインストールした初期の段階で、すでに4つのプラグインがインストールされています。
管理画面の「プラグイン」>「インストール済みプラグイン」をクリックして「プラグイン」ページを開くことで確認できます。


「説明」をざっと見ただけでも「明らかに不要なプラグイン」が1個まぎれ込んでいますね。

まずは「プラグインのインストール・有効化」の方法を説明し、それからいくつかのカテゴリーに分けて説明していきます。

プラグインのインストール・有効化

もちろん「こんな機能のプラグインはあるかな?」というキーワード検索もできます。

  1. 管理画面の「プラグイン」>「新規追加」をクリックし、「プラグインを追加」のページを表示する。
  2. 画面右上の「プラグインを検索…」という入力欄に、インストールしたいプラグインの名前(一部でも可)を入力すると、プラグインの候補がいくつか表示される。
  3. 目的のプラグインの「詳細情報」をクリックして、「このプラグインを入れても本当に大丈夫なのか」を確認しておく。
    少なくとも「最終更新」「対応する最新バージョン」「有効インストール数」「評価の平均」「レビュー」を確認する。
  4. 確認が済んだら、「今すぐインストール」ボタンをクリックする。
  5. インストールが完了すると「有効化」ボタンが現れるのでクリックする。
    これでそのプラグインが利用できる。
    (多くのプラグインは有効化すると、特に何もしなくても勝手に機能する。)

最初からインストール済みのプラグイン 

上でも触れた4つの「最初からインストール済みのプラグイン」についてまとめました。

なお、各項目については、2023年10月18日時点での各プラグインの「詳細情報」を参考に評価しました。

  • 更新頻度: 「最終更新」からどのくらいの期間が経過しているか
  • 最新版対応: 「対応する最新バージョン」が「6.3.2」になっているか
  • 人気: 「有効インストール数」の多さ
  • 評価: 「評価の平均」の☆の数 + レビューの内容

「Hello Dolly」はすぐに削除してしまいましょう。
「Akismet Anti-spam」はコメント欄等を設けないなら削除しても構いません。後日設けることになれば、インストールして有効化すればいいです。他のスパム対策プラグインでもいいでしょう。不要なプラグインを有効化せずに放置しておくと、不具合発生の原因になるそうなので注意しましょう。
ちなみに、「WP Multibyte Patch」は一時期「最初からインストール済みのプラグイン」から外れてたみたいです。「WordPressをインストールしたら日本語表記が乱れてた」となったらテンションダダ下がりですもんね。必須のプラグインです。

インストールして良かったプラグイン

完全に私の主観ですが、日常的なWordPressの利用で「役に立ってるな」と実感できているプラグインは、以下の8つです。

特に「Yoast Duplicate Post」は非常に便利で、新規記事の作成が非常に楽です。
これが無かったら投稿頻度は大幅に下がってたことでしょう。

ちなみに、「Category Order and Taxonomy Terms Order」「Contact Form 7」「WP Sitemap Page」の3つは、後日必要に迫られてインストールしたものです。

インストールしたけど恩恵を感じていないプラグイン

マニュアル本やネット情報で推奨されていたのでインストールしたけれど、イマイチ役に立っているかどうかわからないプラグインは、以下の4つです(削除していないものです)。

「Elementor Website Builder」は削除しても影響無さそうです。
なお、「Jetpack」はインストールして有効化するだけでは利用できず、初期設定が必要です(初期設定の方法は割愛させていただきます)。

インストールしたけど削除したプラグイン

問題が発生したことで削除したプラグインは、以下の1つだけです。

本当は、普段使っていないプラグインも定期的に見直して積極的に削除すべきなのですが。

あえてインストールしなかったプラグイン

マニュアル本やネット情報で推奨されていたけど、必要性を感じなかったり、WordPress最新版未対応だったり、機能が他のプラグインと被っていたりして、インストールしなかったプラグインは、以下のようなものです(ほんの一部です)。

私がWordPressを使い始めた2023年5月当時は、これらのプラグインのいくつかは最新版未対応だったのですが、2023年10月18日現在、すべて最新版に対応していました。
なので、今後このうちのいくつかはインストールするかもしれません。

プラグインのインストールにおける注意点

プラグインは、便利なものが多くほとんどが無料なのでバンバン導入したくなりますが、以下のような注意点があります。

  • インストール前に「詳細情報」での「最終更新」「対応する最新バージョン」「有効インストール数」「評価の平均」「レビュー」の確認は必須である。
    何年も更新されていないものや、WordPressの最新バージョン(2023年10月18日現在だと「6.3.2」)に未対応のものは、リスクが高いためインストールしない方が賢明です。
    数千人程度しかインストールしていないものや、星3つ以下の評価のものも、何らかの問題がある可能性が高いので避けた方がよいでしょう(レビューもざっと目を通しておきましょう)。
  • 機能が被るプラグインはインストールしない。
    互いに干渉しあってエラーを起こすことがあるそうです。
  • プラグインは10個程度までにしておく。
    たくさんインストールしてしまうと、表示が遅くなる等の不具合が発生することがあるそうです。

今回は、珍しくちゃんとした内容の記事が書けた気がします。
っていうか、インストール済みのプラグインを一個一個調べるのがかなり面倒でした。

次回は、Webサイトのデザインやレイアウトのテンプレートである「テーマ」(私が書けるのは「Cocoon」だけでしかも多くは語れないですが)についての記事を書くかもしれません。ちゃんと書けるか自信無いなあ……。
あるいは、「Tポイント関係」か、全く別の話になるかもしれません。

それでは。